日本昔ばなしに新説発見か?

【桃太郎】

むかしむかし、あるところに、おじいさんとおばあさんが住んでいました。
おじいさんは山へしばかりに、おばあさんは川へせんたくにいきました。おばあさんが川で洗濯をしていると、ドンブラコ、ドンブラコと、大きな桃が流れてきました。「なんと大きな桃じゃ!家に持って帰ろう。」とおばあさんは背中に担いで家に帰りました。夕方になると、やっとおじいさんが山からしばを背負って帰ってきました。「おじいさん、二人で分けて食べましょう」と大きな桃だしました。
「ほほう、これはみごとな桃だ。これはどうしたのだ?」「今日、川で拾って来たのですよ。」「では、さっそく食べるとしようか。おじいさん、悪いですけど、桃を切ってくださいな」「よし、わかった」おじいさんがそう言って、包丁で桃を真ん中から切りました。
パーン!!・・・え?
なんと人がいたのか!
慌てて中を見ると、包丁で勢い良く切ったので、桃太郎が真っ二つになっていました。
(しかたないね。悪いことしたね。真ん中にいた桃太郎が悪い。)
と思いながらも二人はがっかりしていました。

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次の日も川へ洗濯にいったら、
また大きな桃が流れて来たので家に持って帰りました。
おじいさんは、真ん中から切ったら桃太郎がまた二つになると思い、おばあさんと相談し端を切る事に・・・。
一方、桃太郎も昨日の事があったので、真ん中に居たら切られてしまうと思っていました。
スパーン!!
なんと、おじいさんとおばあさんが思っていたように、桃太郎もまた、真ん中から端っこに避けていたんだど。(またしても真っ二つに・・・)
またある日、桃を拾って来たので、どうしたものかと悩んでいましたが、真ん中を切る事に。
桃太郎は桃太郎で、ゆっくり周りから切ってくれと思いながらも二度あることは三度あるかと・・
おじいさんおばあさんは、迷わず真ん中をスパーン!!!

エイ!

パシーン!

真剣白刃取り!!!

おじいさんとおばあさんは仰天!
なんと桃太郎、ふたりの事がどうしても信じきれなかったのか、桃に入って川に行く前に、ライザップに通い体をしなやかにし、川に流れる桃の中で、剣豪並みに鍛えていたんだど。

めでたし、めでたし!

桃太郎の話は、イザナギ・イザナミ伝説ではないかというのが有力な説の一つとなっているそうです。
7月最初の投稿は配送の近野が担当しました。