真 鱈

大暑の候を迎え暑さもいっそう厳しくなってまいりました。猛暑日が続き健康管理には十分注意して頂ければと思います。
皆さん真鱈と言えば、冬のイメージの方が多いと思います。
冬が産卵期で、白子・真子が入る時期なので多く目にする機会がありますね。
白子・真子が冬で、身は夏の方が断然美味しいです。
身に全ての栄養が行きます。(腹身の厚みが違います。)
意外と知らないと思いますが、真鱈は深海魚なのです。ビックリ!!ですかね?
生息域が250m~380m位の深さで成長し、産卵期に70m~50m位の浅棚までやって来て、それを漁師さんが網でとるので冬のイメージに繋がるのかと・・・
私は一年通して釣りに行き、遠くは佐渡島のさらに奥まで行きます。島が小さく見える時と、360度水平線の時はきれいです。
話が長くなりましたが、真鱈の美味しい食べ方を!
真鱈をサクにして昆布締めにします。(ガーゼに日本酒を染み込ませ昆布の汚れを取り、昆布をサクに巻きつけラップでくるみ冷蔵庫で寝かせます。)
昆布が水分を吸収し厚みが出て身に昆布の色が付けば旨味が十分に。
一口大の細切りにし、薄皮をはずしたタラコを適量で混ぜれば真鱈の昆布締めタラコ和え完成です。
酒の肴に、ご飯のお供にも合います。
真鱈の白子は、一口大に切って網で炙ってポン酢で食べるのがおすすめです。
真子を煮付ける時は、ガーゼを巻いて煮ると弾けなくて良いです。
何よりも生の真鱈は、塩鱈と違い独特のにおいも無く口の中でほどけるように柔らかくとても美味しいです。

8月6日㈮ 投稿は、配送の近野でした。

                         

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